国民皆保険は本当に庶民の味方?ー米国Super Tuesdayを踏まえての考察
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注目のコメント
これは凄いですね、本当に知りませんでした。ここまで数字と印象が異なるのも驚きですが、こうなると統計知らずに議論は出来ません。これらの統計結果を早く日本のメディアに伝えた方が良い、イメージだけで記事書いてるので。
驚きの数字①:お金持ちから極左はより支持されている
驚きの数字②:保険カバー率の低い郡においても極左が投票を集めそうですが、またしても逆の結果
驚きの数字③:米国の所得層を6層に分けた下位2階層がクリントン氏を「熱狂的に」支持し、上位4階層は「薄く」トランプ氏を支持している
一点付け加えさせて頂くと、この記事に日本の保険料の金額が出てきていますが、アメリカではその額の10倍です。月500ドルとして4人家族で月2000ドル。オバマケアでは、戸田さんのご指摘のような医療既得権益にメスを入れなかったので、保険料が安くならず、にも関わらず、保険購入が義務付けられたので(買うかペナルティーを支払うか)大失敗です。バイデン候補はそれを少し変えて何とかするという話です。
結局、家族4人で月20万円も払わないといけないのであれば、税金あげて、国民皆保険にしてくれ、という声もあります。会社が全部支払ってくれるわけでもないので。
いずれにしても、スイング州でバイデン有利という事ですので、国民皆保険はまた先になるという事でしょう。最終的には、戸田さんのご指摘のようなテクノロジーでのソリューションに頼らないといけないかも知れません。既得権益を何とか出来る感じは残念ながらしないので。トランプ大統領には少し期待してますが。
ちなみに、昨日Huluで公開されたヒラリーのドキュメンタリー見ましたが、ビルクリントンの時代から国民皆保険をヒラリーはやってきたにも関わらず、そのネタもサンダースに取られて、結果大統領にもなれず、未だに先進国で国民保険がない状態になってます。お金がなくて保険がない人も、共和党支持者というだけで、国民皆保険に反対しているという摩訶不思議が現象も起きています(それだけ政府が信用されてないという事ですが)。
大変鋭い分析、非常に参考になりました。