フードバンクが個別支援 一斉休校対策、人手足りず

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• 渡辺 珠子

  株式会社日本総合研究所 スペシャリスト

  ・2020年03月08日

  一斉休校によって、給食になる予定だった食材の行先がなくなり無料配布する食品メーカーが出るという状況も起こっています。フードバンクの活動と、給食業者の皆さんが足下の尽力のどちらにも共通するのは食品ロスを増やさないという目的があること。無料配布をするならフードバンクを通じて「緊急支援」に融通されないものか、と思いつつ、フードバンク（特に地方部のフードバンク）は記事の通り人材や配達手段に限りがありますし、消費期限が短いものは扱いにくいのが現状。食品の緊急支援は対応窓口を設けている自治体もあるので、今こそ自治体・フードバンク・企業の連携・協業が進むことで解消されることも多いのではないかと思います。