[ベルリン 6日 ロイター] - ドイツ連邦統計庁が発表した1月の鉱工業受注指数は、前月比5.5%上昇と、2014年7月以来5年半ぶりの大幅な上昇を記録した。

ロイターがまとめたコンセンサス予想は1.4%上昇だった。航空や機械工学の分野で受注が急増した。

LBBWバンクのエコノミスト、Jens-Oliver Niklasch氏は「受注の急増は、もちろんドイツ経済にとって良いニュースだ。通常の季節調整ではカバーできなかった昨年末の休日のタイミングの影響が遅れて出てきたのではないか」と指摘。

ただ「金融市場は現時点では、新型コロナウイルスの感染拡大前のデータには関心を示さないだろう」と述べた。

ドイツでは400人が新型ウイルスに感染している。死者は出ていない。