リピーター4倍、購買単価1.2倍。モバイルオーダーの「なぜ」
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注目のコメント
こうなってくると、われわれ焼肉・ホルモン業態などを含む居酒屋業態はヤバいですね。
結局のところ追加オーダー業態なので、出前ってわけにはいかんわけです。
ご家庭の排煙設備は焼肉には耐えられず、ニンニクやタレの匂いが部屋中に充満し、壁や家具に染み付いてしまいます。
結果、主婦の仕事を増やしてしまうのです。
これでは、家事代行の側面を持つ我々はお役に立ちにくい。
確かに、黒毛和牛でエサの質の良いお肉はお弁当として提供し
、冷めても美味しいのですが、デリバリーは手数料などのコストが高過ぎるし、例え消費者が店に取りに来てもらっても客単価は良くても3,000円くらいだと思います。
店内販売で客単価5,000円だったところは、その分の落ち込みを客数でカバーしなければならない。
たぶんそうなると、焼肉・ホルモン業態は消費者の選択肢から外されやすいので、オンライン販売でお肉だけご家庭へ届けることになると思う。
しかし、食肉製造販売業の許可など、ハードルが高い許可が必要になることも事実で、真空パックの機械なども業務用は高額です。
多くの焼肉店は家庭の台所の延長線で営業しているところが多く、その設備を付け足しできないでしょう。
ここでも、大手にアドバンテージがあります。
店内販売を主軸としてる店舗は勝ちにくい図式になってしまいました。モバイルオーダーって、まだあまり馴染みがない単語かと思いますが、取材した私の感覚では「効率的なテイクアウト」という気持ち。
これまでも、調理に時間がかかるハンバーガー屋さんなんかでは、「先に電話して作ってもらって→調理完了時間に取りに行く」なんてことをしてたと思いますが、それがどんなお店でもスマホから可能に。
テイクアウトがもっともっと時短になります。
消費増税後、たいした金額ではないことはわかりつつも、イートインよりテイクアウトを選びがちに。
私と同じ人も多いんじゃないかと思います。
そういう方にはぜひ使ってほしいし、(私の馴染みの店に)もっともっといろんな店舗に導入してほしい!