■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値

<外為市場>

ドル/円<JPY=> ユーロ/ドル<EUR=> ユーロ/円<EURJPY=>

午後5時現在 107.36/38 1.1121/25 119.41/45

NY午後5時 107.52/55 1.1134/38 119.74/78

午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べてややドル安/円高の107円前半。朝方に高値107.74円を付けた後は伸び悩み、じり安となった。終盤に日本や中国の株価が上げ幅を拡大したことで小幅に反発したが、緩和余地に乏しい円を積極的に売る向きはいなかった。

<株式市場>

日経平均 21329.12円 (229.06円高)

安値─高値   21220.76円─21399.87円

東証出来高 13億8384万株

東証売買代金 2兆5255億円

東京株式市場で日経平均株価は続伸した。前日の米国株高を好感して高く始まったが、その後は方向感を欠く展開となった。新型コロナウイルスの国内感染拡大や円高が懸念される中で上値を伸ばしにくい一方、日銀のETF(上場投資信託)買いへの思惑から下値も売り込みにくい。

東証1部騰落数は、値上がり1115銘柄に対し、値下がりが943銘柄、変わらずが105銘柄だった。

<短期金融市場> 17時07分現在

無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.042%

ユーロ円金先(20年6月限) 100.055 (-0.020)

安値─高値 100.050─100.065

3カ月物TB ───

無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.042%になった。「資金調達意欲の強さが金融機関によってまちまちとなってきている。レポレートの低下も一因だろう」(国内金融機関)という。ユーロ円3カ月金利先物は軟調。

<円債市場> 

国債先物・20年3月限 153.91 (-0.24)

安値─高値 153.80─154.23

10年長期金利(日本相互証券引け値) -0.115% (+0.030)

安値─高値 -0.110─-0.135%

国債先物中心限月3月限は前営業日比24銭安の153円91銭となり、反落して引けた。リスク回避姿勢がやや後退したことから、朝方から売りが先行。その後は30年債入札結果が無難と受け止められたほか、時間外取引の米10年債利回りの小幅な低下を背景に下落幅を縮小する場面もあった。10年最長期国債利回り(長期金利)は一時マイナス0.135%まで水準を戻した。引け値は、前営業日比3bp上昇のマイナス0.115%になった。