【1分解説】リモートの追い風で88%成長。Zoom決算を“横比較”
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Zoomの良さは、なんといっても接続が切れづらい「ビデオ会議」そのものの品質と、ビデオ会議単体ゆえのシンプルなインターフェイスです。
それに、SlackやGoogle Calendarとのインテグレーション、顔色が明るく見えるオプションやバーチャル背景などなど、細かい点で「ビデオ会議」としてのユーザーニーズを作り込んで地味にコツコツと改善を重ねているところも好きです。
同社が登場したとき、すでにSkypeもWebexもGoogleHangoutもあり、いずれも大物企業が提供するようになっていましたが、かえってごちゃごちゃと別のサービスとくっつける戦略で使いづらく、また悪い音質・画質を我慢しなければなりませんでした。
しかしここ1週間ほど、さすがのZoomも、途中でフリーズしたり切れたりするトラブルが続出しています。使用量が爆増して、インフラが圧迫されているのだと思います。今、同社の人たちが昼夜兼行で、インフラの増強をやっている様子が目に見えるようです。がんばれ!Covid-19でリモート会議や在宅勤務が一気に加速。コミュニケーションツールとしてのZoomに注目が集まっています。
最近身近でもリモート会議が増えているのですが、対面での会議と成果は変わらないなと感じています。クライアントには失礼にあたる、という古式礼儀は今回のコロナショックが切り落としてしまいました。
いったんリモートの利便性や生産性の高さに気づいた企業や人々は、リモートから離れられないでしょう。売り上げ670億円で、時価総額3兆円超えの衝撃ーー。日本時間で昨日、Zoomが上場後初の通期決算を発表しました。売り上げは、2年連続でほぼ倍々ゲームで増えていて、株価は今年に入って70%上昇中です。