「口座維持手数料」導入か!?
K2 Investment 投資アドバイザー 大崎真嗣の海外投資ブログ
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マーケットでは、日銀の次の一手に関心が集まっており、ETFの買い入れ額の引き上げが予想されております。
しかしながら、わたくしは、さらなる意外感を出すためにもマイナス金利の深堀りもありえるのではないかと考えております。
ただ、マイナス金利の深堀りとなると、顧客の預金金利と貸し出し金利の差を収益源の一つとしていた銀行にとっては、より利益を上げにくい状況となってしまいます。
そこで考えられるのは、このタイミングでの「口座維持手数料の導入」です。
昨年8月には、日本銀行の政策委員会審議委員が「口座維持手数料の導入」の可能性に言及しております。
「貸出金利が一段と低下した場合、収益の下押し圧力に耐え切れなくなった金融機関が預金に手数料等を賦課し、預金金利を実質的にマイナス化させることも考えられます。」
また、昨年9月には、三井住友信託銀行の橋本勝社長が、日本銀行がマイナス金利の拡大に踏み切った場合、口座の維持管理にかかる費用の一部を預金者から手数料として徴収する「口座維持手数料の導入」を検討する考えを明らかにしております。
先月2月10日には、日銀が「銀行の決済サービスの課金体系に関する考察」を公表し、その中では、「口座維持手数料」について述べております。
日銀の次の一手で、「口座維持手数料の導入」とセットで「マイナス金利の深堀り」をして来そうなんですよね〜。
口座維持手数料は海外では普通ですが、やはり、今まで無料だったものに手数料が徴収されるとなると、抵抗がありますよね。
ここにも「サブスクリプション」の波がやってきますでしょうか。