「ヴィクトリアズ・シークレット売却」背景にリアーナの猛追
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リアーナのSavage & Fentyは、プラスサイズや有色人種のモデルさんを起用しています。他にもユニコーンとなっているD2Cファッションブランドでは、プラスサイズのモデルが混じることが普通になっており、そういう人がサイトでフィーチャーされているかどうかで、「新しさ」がひと目でわかります。
D2Cの代表格であるRent the Runway, MM. LaFleur, Glossierなどを見慣れると、細い白人モデル(日本なら細いアジア人)ばかりのサイトが逆に不自然に見えてきます。ヴィクトリアズ・シークレットの売り上げの低迷の背景として、CMOのエド・ラゼックがインタビューで語った多様性を巡る発言があります。彼は「トランスジェンダーやプラスサイズのモデルは採用しない」という方針を明らかにしていました。この発言を巡って、ライバルのD2Cランジェリーブランド「サードラブ」のCEOが公開書簡を発表するなど論争を巻き起こしていました。詳しくはこちらの記事をご覧いただければと思います。
https://www.elle.com/jp/culture/celebgossip/a25372148/victorias-secret-181203/
ダイバーシティに正しく向き合えないことは、今やブランドにとっての命取りになりかねないということがよくわかります。私自身はヴィクトリアシークレットの生み出す”ファンタジー”のファンですが、そのファンタジーが排他性を含むものであったとするならば、とても残念だと言わざるを得ません。