小島健輔が解明『だまされてはいけない原価率のマジック』
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注目のコメント
原価って色々あるんだなと勉強になりました。そう、勉強になる記事。個人的には最後の段落が気になる。
以下記事引用
自社で素材・部材から開発して自社工場生産に徹し品質も流通も管理する高級ブランドから、外注工場に委託生産させた外部企画商品を在庫管理から物流まで商社やベンダーに依存して分納で製品仕入れする大衆ブランドまで、「原価率」の意味も重みも全く異なるが、工場出し値(EXW)を基準に実質生産原価率を推計すれば大まかな「お値打ち」は比較できる。
とはいっても、「お値打ち」は実質生産原価率だけで決まるものではなく、「ブランド価値」に大きく左右される。流通や販売の仕組み、売価政策や広告宣伝のセンスだけでなく、企業の社会的姿勢や経営のモラル、顧客に渡った後の二次流通での評価など、さまざまな要素が絡んでブランド価値が高められ、あるいは毀損される。