[東京 27日 ロイター] - 加藤勝信厚生労働相は27日午前の衆議院予算委員会で、新型コロナウイルスの検査について、保険適用を来週のどこかで考えたいと述べ、早ければ来週から適用できるよう対応していく考えを示した。
川内博史委員(立国社)の質問に答えた。
加藤厚労相は、保険点数を決め、さらに検査に対応できる目安がたてば、来週にも保険適用に移行したいと思っている、と語った。
[東京 27日 ロイター] - 加藤勝信厚生労働相は27日午前の衆議院予算委員会で、新型コロナウイルスの検査について、保険適用を来週のどこかで考えたいと述べ、早ければ来週から適用できるよう対応していく考えを示した。
川内博史委員(立国社)の質問に答えた。
加藤厚労相は、保険点数を決め、さらに検査に対応できる目安がたてば、来週にも保険適用に移行したいと思っている、と語った。
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どのように保険適応されるのかが気になります。軽症の診断にも用いるような保険適応ならば、医療現場の崩壊を招きます。
多くの医師が指摘していますが、この検査は感染している方を陽性で判定する確率は6割程度と高くありません。陰性だったとしても多くの感染患者が見逃されることになります。
このような検査にも関わらず、陽性であっても、重症化の様子が見られない方には特に効果的な治療があるわけではなく、また自然に治っていきます。コロナウイルス自体は普通の風邪としてありふれたウイルスです。
もちろん重症化しそうな方、肺炎を起こした方の原因特定目的に使うのは良いでしょう。細菌との区別もされ、治療方針が定まりやすくなります。(確固たるものはありませんが)
この検査自体は30分かかります。「たった30分」と思うかもしれませんが、忙しい外来にこの検査を希望する患者が殺到したら、30分開けて2回みなくてはなりませんし、検査も数できるわけではないのでかなりの負担になります。
安易な「安心材料」のための検査の保険適応は避けるべきです。
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