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「いきなり!ステーキ」の回復策を簡潔にまとめた記事なのだがモヤッとするところが2点。

・業績不振の原因⇒記事は「急拡大があだとなって近隣の店同士が客を奪い合うカニバリゼーション(自社競合)を引き起こした」という。しかしこれは会社の説明そのままの明らかな間違い。原因は「業態そのものが消費者に忌避されている」こと。

・時間軸の欠如⇒記事は「出店計画についてもいきなり!ステーキは直営・フランチャイズ合わせて74店舗の退店を計画している」という。これも会社の説明そのまま。問題は時間軸。借入40億円と新株割当で60億を調達する計画だが株価の大幅下落で新株発行は進まない。いっぽうで退店には退店費用と減損を伴う。キャッシュがいつまで持つか。

おさらいしておくと。2019年12月期第3四半期に19億2200万円の赤字を計上。その影響で資産の合計額260億円に対して負債が246億円。キャッシュフローがマイナスになると減損損失を計上するが減損損失は貸借対照表の固定資産を圧縮すると同時に損益計算書上の損失となる。退店するにしても退店による資産除去債務が追い打ちをかける。

要はキャッシュが足りない。そのための借入と新株発行だが続落し安値更新中の株を誰が引き受けるのか。来期中に債務超過に陥るのではないか。そのあとは上場廃止でMBO=金融機関の協力を得て借金を棒引きしてもらってPEファンドの出番。そんなところがわたしの読みです。そう。すかいらーくのケースと同じです。

あ。忘れてました。記事タイトルの「起死回生の一手」・・そんなもんもちろん「一瀬社長のこってり直筆メッセージ」の連発に決まってますやん*(^o^)/*