“あなたのニュース”が社会を変える
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「メディアって信頼できますか?」
最近では、なかなかそうは思ってもらえないかもしれない、と肌で感じることが多くなっています。
読者からの信頼を得るという原点に返って取材をしている西日本新聞さんについて書きました。
これまでの報道では、記者は主に警察や行政など当局から情報をとって、メディア側が報じるべきだと考えたことを一方的に伝えてきた、いわば「上から目線」の存在だったと思います。
いわゆる「特ダネ」も、当局の発表をどれだけ早くとってくるかに偏っていました。
もちろん、ウォッチドッグとして当局に張り付くのは大切ですが、本当に読者や視聴者が求めている、必要だという情報はなかなか伝えられていなかったのかもしれません。
西日本新聞さんが始めた「あなたの特命取材班」は、読者からの悩みや疑問点を出発点に取材する課題解決型調査報道です。
「あなたの特命取材班」に参加する読者たちは、それを社会参加と考えているという話には感銘を受けました。
「誰のための報道か」という原点に返った取り組みには大きな刺激を受けました。
もっと自分も頑張らないと!!
注目のコメント
新聞が持つ「取材力」、様々な情報を分かりやすく整理して伝える「構成力」「伝達力」、これまで積み重ねられた「信頼性」
これらが、一般の人の疑問や困っていることと組み合わさって、課題解決に繋がると良いなと感じました。オールドメディアは政治的思想に囚われて一方的なプロパガンダ的情報発信ばかりだ。ホリエモンが情報の民主化ということを言っていたが、西日本新聞の取り組みは正にそれだと思う。
一方で、新聞の新しい役割というより、良い意味で本来の役割に回帰しているように感じた。元来、新聞は読者のために読者が必要な情報を発信する存在なので、読者情報を元に事実を掘り下げる取材をして、その結果を記事にするようになれば、購読者も増えるのではないだろうか。