米国とインド、30億ドル規模の国防関連取引に署名へ－トランプ大統領

（ブルームバーグ）： 米国は25日、インドと30億ドル（約3300億円）規模の国防関連取引に署名する。インドを２日間の予定で公式訪問しているトランプ米大統領が24日明らかにした。

トランプ大統領はモディ首相とインド西部の都市アーメダバードを訪れ、集まった人々に「われわれは、これまでで最強の武器を製造している。そして米国は今まさにインドと取引する」と述べた。

インドの内閣は先週、米ロッキード・マーチンが製造する海軍用ヘリコプターを26億ドル相当購入することを決めた。

原題：Trump Says U.S. To Sign $3 Billion in Defense Deals With India（抜粋）

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©2020 Bloomberg L.P.

コメント

注目のコメント

• 鈴木 一人

  東京大学 公共政策大学院教授

  ・2020年02月24日

  インドは一大武器輸入国で、トランプ大統領もそれを狙ってインド訪問しているので、無事目的を達成したというところだろう。「自由で開かれたインド太平洋」はこうした関係にも支えられている。
• 前嶋 和弘

  上智大学 総合グローバル学部教授（現代アメリカ政治外交）

  ・2020年02月24日

  今回の訪印の目玉。インドは立場上（戦略上）ずっとどっちつかずにいるのですが、インド太平洋構想に少しでも積極的に加わってもらうことを期待。
• 小谷 賢

  ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス（LSE, ロンドン大学） 客員研究員

  ・2020年02月27日

  米国の武器輸出はほとんど日本の公共事業みたいなものだろう。インドの安全保障体制が強化されることは、日本にとって悪くはないが。