「日本売り」始まる!?
K2 Investment 投資アドバイザー 大崎真嗣の海外投資ブログ
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注目のコメント
現在の円売りは、新型コロナウィルスに対する不手際が、海外から批判を招いているからで、「日本売り」には至っておらず、その証拠に日本株は堅調さを保っているとの報道も見受けられますが、上述の通り、現在の株価は、日本銀行や企業の自社株買いで支えているので、根拠にならないと思います。
先日のブログでも、2019年10-12月期の実質国内総生産(GDP)速報値は、前期比年率で6.3%減と、5四半期ぶりにマイナス成長となった旨をお伝えしましたが、現在の新型コロナウィルスの影響を考えても、この先しばらくは、GDPはマイナス成長が続くと思われ、デフレは深刻化していくように感じております。
円安になれば、輸出が多い日本にとってはプラスと未だに考えている方もおられますが、これまた先日のブログで貿易収支の推移の図を載せましたが、
純輸出(輸出−輸入、貿易収支)は、1993年から右肩下がりに減り続けております。GDPの減少要因となっておりましたね。
このまま悪い円安が進んでも日本にとって良いことはないです。
円だけを所有している方は、分散して、この先来るであろう「何か」に対し、備えてくださいね。