米大統領選 ブルームバーグ氏 セクハラ口止め契約 破棄へ
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注目のコメント
フェアな対応だと思います。今後どのような事実や議論が出てくるかをに注目したいです。
ただし、各メディアが引用しているモーニング・コンサルトの世論調査結果(討論前後で、ブルームバーグの支持率がマイナス20ポイント)の内訳を見ると、テレビ討論前後で男女ともに同程度支持率が低下しているので、ブルームバーグが支持率を失った理由は、どちらかというと全体的なパフォーマンスの印象の悪さにあるように考えられます。鈴木先生が書かれているように、「トランプの代替物」的なイメージがついたことは同感。
したがって、今回の破棄は、より支持を回復することを狙ったものというより、討論後にも引き続き派手に本件について批判してきたウォーレン氏への対策という側面が強いかもしれないです。
民主党候補者選の行方はまだまだ見えません。黒人有権者等のマイノリティが多いサウス・キャロライナでの結果が一つ大きな鍵を握っていると思いますが、今年はスーパー・チュースデー後も候補者が絞り込まれなさそうだという分析をされている人も多いです。これで女性票をつなぎ止められるんだろうか。今はテレビCMの威力で支持率が上がっているけど、討論会でかなり株を下げたし、ウォーレンに徹底的にやり込められ、「トランプの代替物」的なイメージがついてしまったので、かなり厳しい。バイデンが落ちてブティジェッジが伸び悩んでいるがゆえにライト層の穏健派がブルンバーグを選んでいるが、多分それは消去法の結果。
ネバダ州でのテレビ討論会で、過去のセクハラについて口封じをしたのを責められたのがきっかけ。
この件で、女性側が事実を明らかにしてくれるのを期待します。大統領になるかもしれない人ですし、トランプ大統領は「女性差別主義者」と批判する民主党としては、ダブルスタンダードは許されません。