[モスクワ/ワシントン 21日 ロイター] - ロシア大統領府は21日、ロシアはトランプ米大統領の再選を支援するために2020年の米大統領選挙に介入していないとし、米国家情報長官室が示したとされる見解を否定した。

関係筋によると、米国家情報長官室は投票プロセスの信頼性を損ねたり、トランプ大統領の再選を支援したりする目的で今年の米大統領選にロシアが介入しているとの見解を下院情報特別委員会に対し示していた。

これについてロシアのペスコフ大統領報道官は、こうした疑いを否定。「残念なことに被害妄想的な発表は大統領選が近づくにつれ増えていく」とし、「真実とは全く関係ない」と述べた。

トランプ大統領は、議会民主党が虚偽の情報を流布させているとツイッターに投稿し、民主党を批判した。