日本人の資産伸び低調、世界倍増 19年で2割、低金利や住宅停滞
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注目のコメント
マクロで言ったら、低成長と低金利ですから、資産はあまり増えません。
ミクロで言ったら、私の周りで資産を増やしている人は多くいます。資産を増やしている人は、概ね2010年代前半に、金融資本と労働資本をリスクのある領域に移した方々です。具体的には、金融資本を不動産と株式に、労働資本を株式価値の増大額から一部をカーブアウトされて支払われるような報酬体系の仕事にシフトした場合、資産を減らすのは難しかったのが過去5-10年間でした。
デフレマインドから脱却できない人は資産を増やしていません。こういう記事見ると、某野党とかは金融緩和のせいで日本人は貧しくなったとか言いそうですね。
金融引き締めが経済成長に寄与するとか本気で考えている政治家の先生もいらっしゃるようですから。
日本経済の問題は、そもそも過剰貯蓄で中立金利が低すぎることが問題であり、財政などで日本の過剰貯蓄を解消して中立金利自体を上げないと、今後も世界との格差は広がるばかりでしょう。年率で平均すると日本が1%上昇に対してその他先進国は4-5%
日本は物価の上昇も鈍いので物価上昇率勘案後の資産の実質上昇率はこれほど大きな差はないです。実際の購買力への影響を見ないと裕福さはわからないと思います。
ただ海外に移住を考えている場合はもろに影響を受けます。