[東京 20日 ロイター] - 厚生労働省は20日、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」に乗船していた80代の男性と女性が1人ずつ死亡したと発表した。

いずれも日本国籍。死因は男性が新型コロナウイルス感染症、女性は肺炎。2人とも医療機関に搬送されていた。男性は気管支喘息などの既往症があったが、女性はとくに既往症はなかった。

また、クルーズ船内で事務業務にあたっていた厚労省と内閣官房の職員が1人ずつ、新型コロナウイルスに感染したことも明らかにした。それぞれ都内の別の医療機関に入院している。