[北京 18日 ロイター] - 中国農業農村省は18日、新型肺炎の感染拡大で、鶏肉と卵の供給が第2・四半期と第3・四半期に打撃を受ける可能性があるとの見方を示した。同省当局者が国務院の会見で述べた。

中国は世界2位の鶏肉生産国。同国では伝染病の拡大で豚肉生産が減少しており、食肉不足に対応するため、養鶏業者が鶏肉生産を拡大している。

鶏肉価格はここ数週間で急落。多くの地域では家畜の移動制限や休暇の延長でサプライチェーンがまひしている。飲食店の営業停止に伴い需要も減少しており、養鶏業者は大量の在庫を抱えている。