[モスクワ 17日 ロイター] - ロシアのラブロフ外相は17日、前週のポンペオ米国務長官との会談について、米ロ戦略対話を巡り米国側により建設的な姿勢が見られたとの見解を示した。

両氏はミュンヘン安全保障会議に合わせて14日に会談したが、いずれも詳細は明らかにしていなかった。

ラブロフ氏はロシア外務省のウェブサイトで17日、「米国側から、より建設的なアプローチに向けた小さな動きが感じられた」と表明した。

同氏によると、会談では米ロ戦略対話や軍縮に関する問題を協議した。

米ロ間で残っている最後の主要な兵器削減条約である新戦略兵器削減条約(新START)は、2021年に期限が切れる。ロシアは新START延長の用意があると表明しているが、米当局者は同条約について、時代遅れで問題があるとしている。