【保存版】Slack、Teams、チャットワーク「新定番」徹底比較

2020/2/19
「親愛なるMicrosoft、Teamsの発表おめでとう!」
2016年11月2日。この日、マイクロソフトから発表された“Slack対抗”ビジネスチャットツール「Teams」に対して、Slack側は歓迎する新聞広告を出した。
そんな歓迎を受けたTeamsは、マイクロソフトの定番ビジネスツール「Office」の一員として、急速に普及。
2019年7月に初めてユーザー数を公表すると、いきなりグローバルでのDAU(Dairy active user)が1200万人だとわかり、その時点でSlackのDAU(当時1000万人と公表)を抜き去った。
そのころ日本では、ビジネスチャットツール事業をメインとする会社が、新規上場を果たしていた。Chatwork(チャットワーク)は、Slackのリリースより2年も早い2011年3月にサービスを開始して以降、順調にユーザー数を伸ばし続けている。
DAUは世界69.2万人、課金ID数39.7万人、導入企業数は24万6000社を超えた(2019年12月時点)。
総務省の「ICTによるインクルージョンの実現に関する調査研究」(2018)によると、そもそもビジネスチャットツールの日本における普及率は23.6%と、欧米諸国に比べて大きく引き離されている。
そんな日本で、コツコツと利用者を伸ばしてきたパイオニアが、チャットワークというわけだ。
新たなコミュニケーションカルチャーを生み出したSlackは、国内外で相対するライバルたちに比べて、何が違うのか。
チャットツールはもはやビジネスシーンの「新定番」だが、その本命やいかに。3サービスの最新スペックや使い勝手を検証しよう。