【躍進】「Slack武装」東大アメフト部が狙う、全国優勝の先
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【ゴールデンサークル理論の体現】
優れたリーダーが人を行動に駆り立てるやり方として、Why→How→Whatの順番に物事を伝える「ゴールデンサークル理論」があります。
何をやるのか、どうやるのか、の前に、何のためにやるのか。
今回のインタビューを読んで感じたのはまさにそれでした。
いちSlackユーザー(と同時にTeamsユーザー)としても刺激の多い内容でしたので、ひとつの解釈としてこの理論フレームに沿ってまとめます。
◾️Why
学生たちが社会に出るための準備期間として、スポーツを通じた「教育」を行う。
日本のレベルを上げるために、教育のレベルを上げる。
その仕組み作りのために、予算も設備も時間も限られた東大アメフトで日本一を目指す。
→関係者の皆が共有できる理想・ビジョン・ムーンショットの存在が何よりも重要。
◾️How
アメフトでは、フィジカル(身体能力)だけでなく、緻密な戦略が求められる。チームの成長の鍵として、人、モノ、カネというリソースの最適化を図る。
ツールを活用して効率化することで、浮いた時間で、ひたすらクリエイティブなことに頭を使えるようにする。
→ツールによる効率化は目的ではなく手段。Whyの実現に繋がるクリエイティビティ発揮のため、それ以外のことを簡便化・一元化しましょうというのが目的。
◾️What
チーム運営を最適化するためのツールとしてのSlackへのコミュニケーション一元化。
具体策として
・スレッドの活用(検索性、オープン性)
・googleフォームの活用(練習出欠・体重記録の一元管理)
・マネーフォワードMEの活用(会計管理の集約)
・Trelloの活用(タスク管理の集約)
・AI画像解析の活用(食事のカロリー管理)
・上記のSlack上への統合による徹底的な効率化
→サードパーティーツールも統合し、徹底的な効率化を図れるのが現段階ではSlack。インタビューでは語られていないが、費用面やガバナンス面、導入への技術的・心理的ハードルも含めた現実解としての選択かと思われる。
◾️参考:ゴールデンサークル理論(サイモン・シネック氏のTED動画)
https://www.ted.com/talks/simon_sinek_how_great_leaders_inspire_action/up-next?language=ja東大の研究室の先輩の三沢さん。彼の横に行くと190㎝/110kgの私が華奢に見えてしまう。先日もお世話になった先生の教授就任パーティーで、肉を3ー4kgとチョコケーキを10個ほど平らげ、真冬なのに半袖で湯気立てながら帰っていった #東大 #アメフト部
取材をさせていただいた私も身長(と体重)は大きい方なのですが、そんな私よりもはるかに大きい、迫力満点の東大アメフト部・三沢監督にSlackの活用術をお聞きしました。
すると、単なるSlackのTipsにとどまらない、その体格にも違わぬ壮大な野望をうかがい知ることができました。ゴールドマンサックスをはじめ、金融業と世界を渡り歩いた三沢監督は、本気で東大アメフトを日本一にしようとしています。
「Slackを使うだけなら地球一、あらゆるツールを連携させれば宇宙一になる」と豪語する効果的な活用術と一緒にお楽しみください。