中国における燃料電池・水素エネルギーの開発動向と将来展望 第1回:全土で活発な実証走行が続く、燃料電池商用車
EnergyShift(エネルギーシフト)
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〉燃料電池自動車(Fuel Cell Vehicle:FCV)といえば、国内においてはどうしても電気自動車に後れを取っているイメージが強い。
しかし、走行距離や燃料充填時間などの点ではEVなどよりも優れている点があることも確かだ。例えば中国では現在、商用車を中心に燃料電池自動車の実証走行が盛んに行われている。
長年、燃料電池と水素エネルギーを中心に取材を続けてきたデジタルリサーチ社の遠藤雅樹氏が、中国FCVの状況を隔月でレポートする。カナダのBallard Power Systemsは2009年頃だったか、巨大市場の自動車と定置式で商用化が進まず苦しんでいました。会社を継続させるために、巨大市場を諦め、マテリアル・ハンドリング(フォークリフトなど)やバスの比較的にニッチの分野に特化しましたが、この戦略は正解だったと思います。
個人用FCVを前提に普及を考えると、不特定箇所にステーションが必要となり、FCV普及とステーション建設が鶏卵議論に陥りがちです。
特定経路を通る路線バスや稼働効率が必要なフォークリフトから入ればFC普及のハードルも下がります。
中国は日本の苦悩をよく見ているなと感じます。