グローバルな成長を狙い吉利汽車がボルボと合併へ ストックホルムに上場も検討
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吉利汽車(Geely)は、中国の浙江吉利控股集団(ジーリーホールディンググループ、吉利集団)傘下の自動車メーカーです。
吉利汽車の親会社、吉利集団は1986年に冷蔵庫の製造企業として設立。1992年にバイクの製造をスタートし、1997年に自動車事業に参入。2003年に吉利汽車を設立しました。
2002年に上は海吉利美嘉峰国際貿易股份有限公司 (Geely International Corporation) を設立し、翌2003年から自動車の輸出を開始し、海外市場へ進出しました。
また、2014年にはブラジル市場に進出し、ボルボの輸入ディーラー網を利用して中型セダン「EC7」ほかの販売をスタートしております。
このように早くから海外に目を向けており、ここ数年、吉利はクロスボーダーでM&Aを繰り返しております。2017年にはマレーシアの自動車メーカー、プロトンの株式49.9%を、さらに英高級車ロータスの株式51%を取得。少し前にもダイムラーの株式9.69%を取得しています。創業者の李書福氏が描く自動車帝国がいまや姿を現しつつあります。中国の自動車大手の吉利(Geely) Group Holdings)」は、ボルボ・カー(Volvo Cars)との合併を進めていることを明らかにした。双方の連携を強め、技術開発やコスト管理、財務面でさらなる相乗効果を生み出すことが狙いだという。