サムスンSDIの次世代電池「Gen5」、NCA正極材活用へ
コリア・エレクトロニクス
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次世代といっても、テスラの2170円筒形に使われているハイニッケルのNCA(Nickel-Cobalt-Alnminium)を角型としただけとも言える。負極にグラフェンやシリコンを使っている訳でも無いようですし。
ただ従来のNCA正極はテスラの液冷パッケージによって採用可能となった経緯もあるため、角型にするということは別の冷却方式をEVメーカーが採用するということで、恐らくGMあたりかと。
またNMC(Nickel-Manganese-Cobalt)もハイニッケルの8:1:1組成比を目指して中韓メーカーが開発を進めていましたが、安全性の問題から頓挫していました。それならパナソニックで実績のあるNCAに方向転換したとも取れます。
どちらにしても次世代電池というにはスペックも示しておらず、一定の生産量を確保するための苦肉の策といったところでしょう。