民主候補選び、ヤン氏撤退へ 台湾系起業家―米大統領選

コメント

注目のコメント

• 鈴木 一人

  東京大学 公共政策大学院教授

  ・2020年02月12日

  ベーシックインカムを導入するなど、奇をてらったとも思える新しいアイディアを次々と投入し、若者には人気があったヤン氏だが、支持は伸びなかった。メディアへの露出も多かったが、トランプのアメリカになれてしまうと新しいアイディアよりも安定感が求められるのかもしれない。
• 前嶋 和弘

  上智大学 総合グローバル学部教授（現代アメリカ政治外交）

  ・2020年02月12日

  ユニークな政策でヤンの方は、爪痕は十分残したと思います。4年後、あるいは8年後にはつながる選挙でした。ベネットは20年前だったらとても良い候補だったのかと思いますが、分極化の中、注目されず。消化不良の選挙でした。
• 冨田 有吾

  米国カリフォルニア州弁護士（専門：移民法）

  ・2020年02月12日

  ヤン氏は「今始まったばかり、２０２４」というメッセージを出しました。今後、もし大失業時代になり生活できない人が増え、GAFAのような独占企業がさらに巨大になると、BIが必要になるかも知れません。ヤン氏が１０年先を行っていた可能性がありますが、この資本主義アメリカで、ベーシックインカムのオプションを大統領選で提供した貢献は大きかったと思います。
  
  【追記】NY市長選の可能性について、“I wouldn’t rule anything out,”という事です。