[11日 ロイター] - 米ネットワーク機器大手シスコシステムズ<CSCO.O>、フェイスブック<FB.O>、携帯電話大手スプリント<S.N>は11日、新型コロナウイルス感染拡大を踏まえ、スペインのバルセロナで24─27日に開催される世界最大級のモバイル機器の展示会「モバイル・ワールド・コングレス(MWC)2020」への参加を見送ると表明した。

前日にはNTTドコモ<9437.T>やソニー<6758.T>、米インテル<INTC.O>やエヌビディア<NVDA.O>が参加取りやめを発表。 そのほか、米アマゾン・ドット・コム<AMZN.O>や韓国LG電子0<66570.KS>、スウェーデンのエリクソン<ERICb.ST>、イスラエルのソフト開発アムドックス<DOX.O>なども参加を見合わせる方針を示している。

大手企業の参加取りやめが相次ぐ中、携帯電話通信の国際業界団体GSMAは同日、MWC開催中止の可能性について協議するため、14日に会合を開くと発表した。