モディ首相与党、首都で敗北=景気低迷、反イスラム裏目―インド
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インドの連邦議会は、上院が各州議会からの間接選挙で、下院が有権者による直接選挙。直接選挙である下院が優越性を持っています。
モディ首相のBJPは、下院では議席の過半を占める一方で上院では議席の2割程度と、ねじれの状態。
今回のデリー首都圏議会選は、州議会選挙の一つという位置づけ。
一時期は、モディ旋風によってねじれが解消されるのでは、という見方もありましたが、経済停滞とヒンズー至上主義が逆風となっている様子。
面白いのは、総選挙(下院)でBJPに投票した有権者の48%が、今回の議会選ではBJPではなく地域政党に投票していること。
(https://www.nna.jp/news/show/2006839)
その背景には、インドは「1つの国家」というよりも「沢山の国家(≒州)の集まり」という性質が強いことがあるのだと思います。