相次ぐ業績の修正、遠ざかる「工作機械」底入れ
東洋経済オンライン
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株価が実体経済からかけ離れて、指標として使えなくなったと、帝国データバンクが情報誌で提言していましたが、私も同感です。
したがって、工作機械の受注動向は、実体経済を把握する指標として、重要な指標のひとつだと思います。
〜改ざんしにくい統計データとも思いますし。
景気動向を把握するために注目したい指標は、
・全国倒産件数(帝国データバンクや東京商工リサーチ)
・銀行のリスク管理債権残高推移
・工作機械受注動向(推移)
これらを国が発表する統計と合わせてチェックすべき。低迷の主因である米中摩擦。先月、長い長い交渉を経て米中が「第一段階の合意」に達し、米中ともに相手に対する関税引き下げを実施。まだ互いに約束の順守状況を見つつ、米国側からの対中関税の追加の引き下げは11月の大統領選まで待つことになるとの観測。まだまだ予断を許さない状況をさらに混乱させている新型肺炎の蔓延。双方ともに早く状況の改善を祈るばかりです。
記事にて取り上げられている日本工作機械工業会の工作機械統計の確報を見ると、日本から中国向け受注額は2019年1-6月累積で前年比51.8%とかなりの冷え込みが見られたものの、下期が緩やかに回復して2019年1-12月累積で同57.3%。強い受注のあった2018年と比較するとまだまだという評価がされますが、コップの水は半分もあって増えてきていると前向きに見たい。今年中国での次世代自動車投資がしっかり進めば、いい影響も期待できる。