野村再生工場の本質は「自信の回復」 編集長インタビュー・野村克也氏(野球評論家・元プロ野球監督)
日経ビジネス
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野村再生工場で頭角を表した選手は多くいましたが、「自信をつけさせる」ために、「意識や考え方」を変えさせるのがとても上手だったのだと思います。「もう後がない」と思った選手は変わるしか野球の世界で生きていく術がなくなるとなると今までのプライドも捨てて、サイドスローに変えたり、中継ぎやリリーフに変わったり。自分の居場所。ここなら負けないというものができると、自信が出てガラッと変わるのはビジネスの世界でも生かせる教訓だと思います。
ほんとうにこれ。嘆いても何も始まらない。信じて、任せて、導いて、それでもちゃんとやれれば結果はついてくる。
「意識改革じゃないかな。僕は編成に口を出したことはありません。手持ちの駒で戦うのが監督の仕事だと思っていたから。結果的に戦力に乏しいチームばかりを率いてきましたが、それでも勝つことができたのは、選手に考えることを求め、選手がそれに応えてくれたからだと思います。」プロ野球に入ってくる選手ですからある程度の実力はあります。ただ、何らかの理由で自信を失っている。そんな時に、1つ、2つと白星が付くことで見違えるように変わる。再生工場の本質が何かと言えば、それは自信の回復ですよ。