DeNA 501億円の赤字転落 会長と社長が役員報酬返上
NHKニュース
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注目のコメント
こののれんの減損、資本市場はめちゃくちゃ厳しく見る類の話の気がします。会計基準にテクニカルに適合していたかどうかというより、株主・投資家に対して誠実な会計処理や開示をこれまで行ってきたかというような話。
ガチャ、WELQに続く、深刻な話。体質の問題。ゲームが厳しいのが主因。精査したわけではありませんが、一見する限り手元現金が潤沢で、今日明日のオペレーションには影響が少ないと思います。しかし、新規事業が立ち上がり切る前にキャッシュカウだったゲーム事業がかげると、投資家はその現金の燃焼に気を揉み始めるため、印象は芳しくないですね。正直デジャブ感もあります。
ゲーム事業との親和性がある新規事業への投資の絞り込みが必要と思います。
メモ
数字を整理すると、4-12月累計で営業赤字441億円(対前年同期比▲526億円減益)、その主因はゲーム事業ののれんの減損などで507億円の損失計上(さらに繰延税金資産取り崩して76億円の税費用計上)です。
のれん減損前のセグメント利益を見ると32億円の黒字。しかしこれは対前年同期比▲72億円減益で、セグメント別にはゲーム事業の▲43億円減益とオートモーティブ事業の赤字拡大▲27億円が主因となります。DeNAの決算を見て思ったんですが、スポーツ事業は結構儲かっているんですね。
ベイスターズをかつて保有していたマルハもTBSもろくすっぽ利益なんて出していないどころか、大赤字で本当に見栄だけで持っていたものです。
DeNAはしっかり高収益に転換していて、スゴイなあと感動しました。