心理状態に応じて変化するグリア細胞の活性化様式を発見
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注目のコメント
アインシュタインの脳は神経ネットワークは普通の人と同じだったけれど、グリア細胞は倍あったと言われてます。
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/55411?page=3
深層学習は神経系の中の神経細胞のネットワークにヒントを得て構築されていますが、同じく神経系を構築するグリア細胞は神経細胞の50倍ほど多く存在しているのにも関わらず、その機能は最近になってようやくわかりつつあるというレベルです。
グリア細胞の一種、アストロサイトの表面のカルシウムチャンネルや水分子チャンネルなど、様々な機構が関与していると考えられます。特にアストロサイトの水分子チャンネル(アクアポリン4、AQP4)はアストロサイトにのみ発現するもので、何か特別な役割を担っているのではないかと個人的に興味を持っています。
雑な議論ですが、ニューラルネットワークは統計力学で温度を一定にした系に帰着できるんじゃないかと思っていて、グリア細胞は神経系の中では統計力学における温度のような系全体に関わる状態変数の役割を担っているんじゃないかと妄想したり。