[サンフランシスコ 4日 ロイター] - ソフトバンクグループ<9984.T>傘下のビジョン・ファンドは4日、米国マネージングパートナーのマイケル・ローネン氏が退社したと発表した。

同氏はビジョン・ファンドで、ゲットアラウンド、GMクルーズ、Nuroなど交通分野への投資を多く手掛けてきた。

これに先立ち、4日付の英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は、ローネン氏がソフトバンクの「問題」に懸念を表明し、退社すると伝えていた。FTはまた、ビジョン・ファンドがソフトバンクのロン・フィッシャー副会長と今後の役割について協議を行っていると報じた。

ソフトバンクの広報担当者は、フィッシャー氏は退社しないと説明した。

ローネン氏とフィッシャー氏はコメント要請に応じていない。

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