「日本の教育格差」(視点・論点)
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注目のコメント
本当にその通りだと思ったので、そのまま引用します。
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では、わたしたちには具体的に何ができるのでしょうか。
1つは、調査データで都合の悪い現実を見据えることだと私は考えています。みなさんも大学入試改革のような「教育改革」のニュースを耳にしたことが何度もあると思います。
これらの「改革」の多くは、調査による客観的なデータによる現状把握に基づかない、いわば「思い込み」によって行われてきました。
改革の中身である「対策」も、研究結果に基づいてきたわけではありません。さらには、効果を測るための「データ取得計画」が事前に作られてきていません。これは「改革」の実行そのものが目的で、実際にどのような結果になるかは「どうでもいい」と言っているのと同じです。このような「改革」の「やりっ放し」では、前の世代の失敗を似たような形で繰り返し続けることになります。
データで現状と向き合う、研究に基づいた対策を実施する、効果を検証する、というサイクルを確立する必要があります。
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