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注目のコメント
Warby Parkerを除き2014から2016年にストートしたブランドたちですが、インスタグラムやFacebook広告、それらのコマース対応とアラインしながら成長してきた経緯があります。
知名度のないD2Cにとってコミュニケーションは非常に重要なピース。2020の今D2Cを始めるとしたらどのプラットフォームにベットしていけばいいのか。個人的には動画系や音声系が面白くなるのではと思います。Oh My Glasses TOKYOの清川です。米国D2Cから何かを学びとろうとするのは根本的に間違っているし、イノベーティブでもなんでもないです。
- そもそも米国には、日本でいうJINS、無印良品のように低価格で洗練されたものがなかった
- そこにうまく米国特有のノリの良いSocial Good好きなミレニアム世代の心を掴み、彼らがSNSを通じて口コミを生んだ
- なので、結果的には、過去の日本のSPAブームと同じくある程度の大きさになったら普通に店を出すだけになる。
じゃあD2Cブームは、中身がないのか、というとそうではなくて、以下のように考えています。
- 米国型D2Cブームが過去のデフレが産んだ日本型SPAの焼き直しであれば、彼らは日本進出はできないはず?(私はAllbirdsが日本に来たので確実に失敗すると思っていますがどうなるでしょうか?成功の定義によりますが彼らが成功すれば私の考えは間違いかもしれません。)
- 私は物作り大国日本が次は高品質、中高価格帯レンジ、RaaS(Retail as a Service)の文脈で次世代型D2Cを創ると思っており、その文脈で注目している会社は(自社を除いて考えると)Fabric TOKYOとCOHINAを運営しているnewn、北欧暮らしの道具店です。Fabric社はRaaSの文脈で買い方のイノベーションが作れれば、newn社は複数ブランドのマネジメントをしていますが、横串でデジタルマーケティングサイエンス、デジタルプラットフォーム上でのブランド育成サイエンスに何かしらの独自ノウハウを構築できれば、次世代型D2Cになる可能性があります。北欧暮らしの道具店は私も理解しきれない独自性を帯びており、実は一番可能性があるかもしれません。
(もちろん眼鏡を買う場合はOh My Glasses TOKYOで)
どちらにせよここからさらにD2Cは面白くなります。1ユーザとして、一番「ハマっている」のがダントツでAWAYです。旅行用トランクを2つ持っているのですが、日本に出張に行った時に部品が壊れた時にサポートにメールをすると「それは大変!新しいのを送っておいたよ!」と即返事が。自宅に帰ると新品が届いていて、その箱に壊れたトランクを入れて送り返すだけ。この間、一つ中の部品が壊れた時も「それは大変!新しいのを送っておいたよ!」とまた新品が。やややりすぎ感なくもないですが、出張のパフォーマンスに大きな影響を与えるトランク、もう他のブランドには移りづらいくらいロイヤルカスタマーになりました。
この記事の著者 / 編集者
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