米国制裁でむしろ強靭になりつつあるファーウェイ
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Huaweiがなぜ2019年に台数を減らさなかったか?の分析が面白い。
記事に指摘のある要因は3つ。
(以下本文抜粋・まとめ)
①部品の先行調達による取り込み
米国が制裁を準備しているとの情報をいち早く察知し、規制開始前から電子部品を先行調達。
②中国市場でのシェア拡大
ファーウェイの国内シェアは1年前は25%→19年は40%まで急拡大。OPPOやvivo、シャオミーなどのシェアを少しずつ奪い、これらチャイナトップ4以外のシェアを大きく切り崩した。
③スマホ自体の性能が優位
優れたカメラ性能。
Google不在でも中国では問題無し。
(以上)
そして今後の展開を考えると日本の電子部品メーカーもおちおちしていられない。
(今後予想されている展開)
・重要部品(AP)の内製化によるクアルコム外し
・メモリーの韓国調達・中国調達化によるマイクロン外し
・タッチセンサーのSynaptics外し
・Wi-fi ICのブロードコム外し
・RFアンプのQorvo, Skyworks外し
・ディスプレイはBOE
・イメージセンサーも中国製?専門家のT.Rikiさんがピックしてくださった記事。専門誌の支局長が筆を取られているだけあり、かなりわかりやすく深く理解が進みました。そしてファーウェイすごい....
全てを同列で見ることは出来ないし、規模も違うのだろうけど、内製化に関してはSamusngも同じような傾向にあるのかな。もっと以前から。
制裁とは全く違う、もっと緩い輸出管理の厳格化という状況で、日本の強い先端素材の内製化に向けた動きが目立ってきた。
NP内での評価は、Huawei ≫≫ Samsungといった感じ。
内製化の視点で見ると、日本にとって警戒すべきは、Huaweiよりも韓国だと思います。過去の歴史からも。