[ロンドン 30日 ロイター] - 英政府が次世代通信規格「5G」の通信網で中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)[HWT.UL]の製品使用を制限する決定を下したことについて、英通信大手BT<BT.L>は、自社のギガビット通信計画のコストが5年間で約5億ポンド(6億5700万ドル)上昇するとの見通しを示した。

BTのフィリップ・ジャンセン最高経営責任者(CEO)は、ファーウェイ製機器などの使用を巡る方針が明確になったことを歓迎し、英通信インフラの安全性が最重要であることに異論はないと述べた。

そのうえで、「当社の計画への影響を見極めるため詳細を精査している段階だが、現時点では5年で約5億ポンドの影響を見込んでいる」とした。