Uber Eatsに負けないために老舗の出前館はどのようなサイト改修を行っているのか
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一般消費者の視点から見れば、どちらも似たようなサービスを提供するビジネス。
そのような認識の中、 UberEatsが急速に伸ばした背景には、そのサービスをオシャレに伝えるコミュニケーションがあったから。
そこで差をつけられた出前館としては、ユーザーベネフィットを高めるサイト改修だけでなく、UberEatsとの違いを消費者に分かりやすく伝えるコミュニケーションが大切なのではないだろうか?
どちらを消費者は使いたいと思うのか?または、こういう時はこちら。的な棲み分けがされるのか?
または、第3勢力が急速に台頭するのか?
食品宅配サービスの今後はまだまだ分からない。サイト改修の話がメインでしたが、出店企業の拡充という視点では様々なデリバリーサービスがある中で出前館が強いです。ちなみに2019年度8月期で販管費は4235百万円(前期2573百万円)と、事業拡大とサービス拡充に一気にアクセルを踏んでいます。
基本的にビジネスモデルが違うのを比較しているように感じる。
つまり、Uber Eatsは、飲食店とお客様をマッチングする2サイドプラットフォームビジネス。一方、出前館は従来のECサイト運営ビジネス。
それは似て非なるもの。
2サイドプラットフォームで重要なのは、
・サービス提供者が満足度が高ければ、それを聞く他のサービス提供者が自発的に参加してくること。
・顧客もUber Eatsで注文したことが便利で美味しいとか便利だとかいうメリットをSNSで発信すると、それに興味を持って他の人も自発的に参加してくること。
・サービス提供者が増えると顧客も増え、一方、顧客が増えるとサービス提供者も増えていくこと。
以上のように3つの特徴を有している。
出前館の場合には、従来のECサイトなので、SEOが重要だし、ネット広告も重要。つまりサイトアクセス数を増やすことやコンバージョン率を高めること、そして参加店舗を増やす努力をする必要がある。
これを宿泊業界に例えれば、
AirbnbがUber Eatsで、楽天トラベルやじゃらんが出前館、
なのかと思う。
確かに顧客から見ればお互いは競合ではあるけれど、ビジネスモデルが違うので取り組む方法は別なのだろうと思う。