来るか!?「預金封鎖」&「新円切り替え」
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17日の日本経済新聞に、高市早苗総務相が、金融機関の預貯金口座とマイナンバーのひも付けを義務化するため、財務省と金融庁に検討を要請したとの記事が掲載しておりました。
相続や災害発生時の預貯金引き出しの負担を軽減できると意義を強調したとのことですが、詭弁ですよね。
マイナンバー制度の導入以降、銀行口座や証券口座の保有者はマイナンバーの提出を求められるようになってきておりますし、最近は、マイナンバーの提出がないと、海外送金もさせて貰えなくなってきております。
また、先日のブログで金の買取り量が約2倍に増えているという記事を取り上げましたが、200万円超の金地金等を売却または交換した場合、支払調書に住所や氏名、マイナンバーなどを記載する必要があり、支払調書は税務署に提出されることになってます。
近いうちに金融機関の預貯金口座との「ひも付け」が義務化され、我々の金融資産は把握されるようになるでしょうね。
ちなみに、政府は、2024年度上期をめどに1万円、5千円、千円の新紙幣(日本銀行券)を発行すると発表しております。
こうして、我々の金融資産を把握した上で、自宅などに保管しているタンス預金などのあぶり出しを行います。
実際、政府は1946年2月、金融緊急措置令および日本銀行券預入令を公布し、日本銀行券を強制的に金融機関に預入させ、その後、金融機関を封鎖(預金封鎖)し、生活費や事業費などに限って新銀行券による払出しを認めるという非常措置を実施しました。
これが、いわゆる「新円切り替え」と呼ばれているものですね。
ちなみに、この預金封鎖と新円切り替えは1946年2月16日に突然公布され、翌17日には即実施されました。ちょうど土日でしたから、週明けに銀行に行っても生活費や事業費しか下ろすことができません。
こうして、政府が把握できる国民の預金を減らさないように預金封鎖をしておいて、その後、預金されている内容に対して財産税が課せられたわけです。
ちなみに、この財産税は、個人の財産全額を対象とするもので、預金だけではなく、株式や不動産、そしてゴールド等も含まれたようです。
日本政府は、このようなことをした実績があるわけですから、そうなる可能性を考えて、備えた方が賢明ですよね。
続…