九州の地銀、地域活性化に試行錯誤
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地域銀行による地域ファンド設立・運営と同様に、今回の九州FGによる地域クラウドファンディング事業への参入の取組みに強く共感します。
地域銀行に期待される主な機能・役割のひとつに「地域事業へのリスクマネーの供給」がありますが、地方部で事業者数が大きく減少するなか、政策と連携した振興事業の育成が大きな課題となっています。
一方、創業初期の事業に対しては、地域銀行がこれまで主な手段としていた融資(Debt)では適切では無いことが多く、株式(Equity)での資金拠出が求められるケースが少なくありません。
「地域銀行に目利き力が無いから事業性に基づくリスクマネー供給が十分でない」という批判も目にしますが、勿論そのような指摘が的を得ているところもあれ、リスクマネー供給の手段を融資(Debt)しか持たないという現実的な限界も背景にはあるという問題意識を持っています。
フューチャーベンチャーキャピタル社(https://www.fvc.co.jp/)が「IPOを前提としない株式(Equity)出資」スキームで地域銀行と共同運営の地域ファンドの設立・運営の取組みを全国に広げていますが、今回の地域クラウドファンディング等とともに、地域事業への多様なリスクマネー供給の手段が広がることを応援しています。