厚労省、介護士試験の特例延長へ 養成校卒条件に暫定資格
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ついにこちらに決まりますか。
私はもちろん反対派ですが、やはり質と量の論争は量に軍配が上がっているのが既定路線。というか、量の方が社会情勢的に容認する層が多様で多い。
二律背反の命題になってきているので、この方向性が決まるということは、介護職、介護福祉士の待遇は全体的には横ばいを続けることが決まったようなもの。。
給料あげたきゃ、専門性とマネジメントを自己投資して独自に職場外で身につけなきゃダメですな。そして、転職が前提になるので、流動性はさらに増えます。結果定着率は下がる気がするのですがね。。。
外国人留学生の方々のための措置ならば、そもそも今でも回避策はあるし、そもそも外国人労働者の受け入れ自体を介護の枠を超えて国全体で（彼らが人権を保障されて共生できる形に）見直すべきなのにそれもせず、小手先だけ変える、、、
準介護福祉士が現場に出てくるという混乱は先になりそうですが、やっぱり介護の質と資格制度とキャリアと賃金を連動させることを難しくさせていくつもりなんですね。テトラレンマはずっと続きます。
ちなみに共同通信さんよ、「介護士試験」なんて無いからね。「介護福祉士試験」だからね。タイトルからして介護業界は誤解を与えてもかまわないばりにナメられてますな。人材不足→資格価値の毀損→専門職としての地位低下
この悪循環から抜け出すには、
現任者の地位向上と職場環境改善が不可欠。
その為には、介護福祉士の専門性確立。
もう一つ重要な要素は、経営者、管理者の意識改革。
組織運営や人材育成のノウハウ不足で、現場スタッフの疲弊が目立つ。
この対策が、介護業界最大の課題。
介護業界の人材不足は、
目先の人材獲得拡大策では解決しない。
むしろ、自社内の退職原因を放置したままの求人は逆効果。
いかにスタッフをモチベートし、専門家として自信を持たせられるか。国家試験に合格しなくても暫定的に資格が与えられている2021年度までの特例の経過措置を延長する方針を固めた。
介護士不足だからといって、合格しなくてもいいってのは…
質は上がらないんじゃないかなぁ。
