自衛隊「特殊部隊」創設者が手がける発達障害の療育法とは?
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面白い。感覚と脳の相互作用か。
>例えば、夜間視力と動体視力のトレーニングがある。両方とも視力を強化するものと考えがちだが、これらは鍛える部分が異なる。夜間視力トレーニングは視力だが、動体視力トレーニングは脳だ。動体視力は移動物の未来位置を予測する能力だ。
>「特殊部隊では夜間視力と動体視力を強化するために、真っ暗な体育館でバドミントンを行います。灯りはストロボの点滅のみ。明るい中ではバドミントンの羽は放物線を描いて飛んできますが、ストロボだけの環境では、軌道が部分的にしか見えません。隊員は少ない断片的な情報から羽の未来位置を予測し、打ち返します。慣れてきたらストロボの点滅をゆっくりにする。そうするとさらに羽が見えなくなりますが、その中でも打ち返せるように練習します。その次はガムテープで狭くした防毒マスクをつける。首を振らないと情報が得られない中で、バドミントンができるようにするんです」