「MaaS」「CASE」に続くモビリティ業界の次のトレンドとは?
コメント
注目のコメント
〇〇〇アズアサービス(XaaS)は、元々クラウド界隈で使われていた言葉です。自前でサーバを構築するオンプレミスに比べてクラウドでは、どのレイヤーまで意識しなくて使えるか(抽象化されているか)。
IaaSはのIはインフラ、つまり、サーバ機やOSまでが抽象化されている事を示す。同様に、PaaSはミドルウェア、SaaSはアプリやサービスまでが抽象化されている。だから、利用者はその上のレイヤーから作れば良い。言い換えれば、利用者は下のレイヤーの事を意識しなくて良い(準備無しで使える)。
MaaSはそれが自動車業界に派生したものです。車は本来、複雑なデバイスですが、それを抽象化したハードと見立てる事で、その上のレイヤーのサービスを作る。なので、ウーバやシェアリングカーみたいながMaaSと呼ばれています。
昨今はこのサービス側ばかりが注目されています。しかし、それを実現するには下のレイヤーつまり、自動車側の対応が必須で、それが自動車業界に今求められている変革なのです。既にフィンランドでは実用レベルのモビリティサービスが運用されているのは驚きです。→ Whimでは、アプリ上で自分が行きたい目的地を指定すると、いろいろな交通手段を含んだ複数の移動手段が提示され、さらにそれらの移動手段は予約でき、決済も行えます。
日本も国交省主導でスマートシティモデル事業が始動しますが、オープンイノベーションでモビリティとヒト中心で都市を再デザインする必要があると思います。人は常に「安くて便利」を求めている。それがテクノロジーによってビジネスの形態が変わっていく。現代の車業界では「CASE」と「MaaS」がそれに当たる。
今さらに変革を感じるのは求めているものに「サステナビリティ」が大きくなっていること。シェアとか電子化はまさにそれ。
ビジネスにおいて、何に価値があるのか、とテクノロジーは常に把握しておく必要がある。