米財務省、今年上期に20年債新規発行へ 34年ぶり
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米国債がもっとも安全な投資対象である以上、20年債には大きな需要があるでしょう。ただ、長期金利のスティープ化が見られるなか、20年債もそれなりの利回りになることが見込まれます。
将来的な負担は当然増えるわけですが、それを上回る経済成長を続ければよいことです。
大変に戦略的な財政政策だと思います。金利は高い方が良いのは当然ですが円投して買った場合、この前の中東危機などで2円ほど円高になれば年間の金利が吹き飛びます。
為替のボラティリティ(=リスク)の方が金利リスクよりも圧倒的に高いです。
ただ、個人でも法人でも生活やビジネス上、ドルのニーズがあるのであればドルと円を同じ量持ってスクエアにしていれば為替変動リスクは(価値が変わらないという意味で)ある意味ヘッジできます。(円建ての決算上は差損益はでます)米国の国債は、たしか、10年物までのT-Noteと30年のT-Bondが主体だったはず。10年以内のものを20年ものに乗り換えて償還を先送りすれば、将来の国債発行額が順次先送りされて行く。日本は既に使っている手ですが、米国もいよいよ手を染めるということか (・。・?
期間が長くなると金利変動に対する値動きが大きくなり、資金を拘束される期間も長くなるから利回りが高くなるというのが普通の金利環境の中での性格です。金利が下がって運用先に困っている向きは、長めの国債を結構喜んで買うでしょう、たぶん。でも、経済全体が抱えるリスクはいろんな意味で高くなりそうですね (・。・;