【佐々木紀彦×津脇慈子】5%還元でホントにキャッシュレスは定着するのか?
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都道府県別の加盟店登録数比較に注目。こういうことでよくありがちな「西高東低」になっている。それにしても下位が埼玉・千葉・茨城・神奈川・栃木・群馬とすべて関東地方というのは興味深い。
注目のコメント
今回の施策は、消費者・加盟店にインセンティブを渡すことにより、キャシュレスをの便利さを体感させるという意味で成功。
加盟店が引き続きキャシュレス決済を続けるためには、消費者からのキャシュレス決済のデマンド、キャシュレス決済から得るメリットが加盟店手数料をオフセットするかどうかに依存する。
訪日客、EC などがキャシュレス決済を推進。
日本の現金依存型文化も転機を迎えている。5%還元についてですが、消費者としてはもっと分かりやすくお得感を感じられると、一層浸透しそうな感じはします。仕事も同じなのですが、適切なフィードバックがあるか否かで大きく人の感情は変わるので。
(※実際には各種ポイントがつくし、5%還元だし、現金を使う頻度が減るとATM手数料も減るのでお得なのですが、感じづらいという意味で。)
Paypayが最初大々的にキャンペーンを行っていたとき、決済した瞬間に「○円キャッシュバックされます」と表示されました。また100%還元についても、その場ですぐに分かるというのが魅力の一つだったように思います。
極論をいうと3ヶ月後還元だとお得感が3ヶ月後にならないと実感できないので、「キャッシュレスなら5%還元なのか、使ってみよ」→「やったー○円も返ってくる。キャッシュレス使ってみよう」のループの機会が多いと良いと思います。
特にクレジットカードの場合ですが、翌月以降にまとめて
キャッシュレス還元 -136円
キャッシュレス還元 -23円
キャッシュレス還元 -19円
キャッシュレス還元 -240円
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のような形で明細に記載されるので、結局いくら還元されたのかがパッと見だと分からないです。(私はCSVファイルをダウンロードしてExcelでSumで計算しました)
決済手段によって対応は違っていて、
Kyashは数日後にKyashアプリで還元額が反映されるので、まだわかりやすいです。
Origamiはその場で消費者還元分が引かれて決済されるので一番わかり易いかも。
Paypayは決済ごとに付与予定金額を明示してくれて、わかりやすい(付与は1ヶ月後)。
という感じです。お得感がもっと分かりやすく醸成されると良いなと思っています。
なお店舗側の手数料についてですが、堀江さんのこの動画も併せてみたいものです。
https://youtu.be/1xF6Bj4adSYカード会社や決済代行からすると、もっと申請や還元の仕組み作りをしっかりやって欲しかったと。特に還元はいまだにグラグラで定まっていないらしい。
JCBとかきっと地獄。あそこは手数料高かったから、軒並み値下げ且つ、ほぼ全ての加盟店から申請があって、申請のための事務要員(データ不備回収やチェックはどうしても人手)が膨大に必要になったはず。取扱高が多少伸びたところで、大幅赤字だろうなー。
手数料高すぎた部分を是正するのは賛成。キャッシュレス定着目指すも大賛成。でも制度設計がイケてなくて、裏方にめちゃくちゃな量の事務作業を発生させるのはどうかと思う。取扱高の伸びからの収益増なんて微々たるものですよ笑 現場を知らない役所仕事ってこういうことを言うのかな。