GAFAの研究開発費は日本全体の4割にも!「デジタル元年」の惨状
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「18年度の研究開発費は、つぎのとおりだ。アマゾン3.2兆円、アルファベット2.4兆円、アップル1.6兆円、フェイスブック1.1兆円。」いずれも単年度。
昨年、政府が破壊的技術に5年で1,000億円投資と記事が出てましたが、桁が違い過ぎますね。民間と国とは単純比較出来ませんが。
優秀な人は、研究費が潤沢な米国を始めとした海外に行ってしまいます。
https://r.nikkei.com/article/DGXMZO43119030Z20C19A3EA60002020年を「デジタル元年」と呼ぶのは、日本がデジタルで完全に敗北した宣言でしょう。PCの大衆化やネットの商用化、つまり世界のデジタル化は90年代半ば。20年以上、産業界でのデジタルの生産も利用もアメリカに劣り、この10年は中国に抜かれた。
デジタルで勝負してもせいぜいキャッチアップで、覆りはしません。次のAI・ロボットやデータのステージ、あるいはもうその次のステージでどういう戦略を立てるか。元年にして、次のビジョンが求められます。技術者の意見として。
研究開発にはどうしても費用がかかる。まして新製品や新サービスとなれば尚更。そして費用をかけるほど研究開発の自由度とスピードは高くなる。
世界を相手に戦うのであれば、出し惜しみしている場合ではない。
『当たるか分からない企画に金をかけられない』ではなく、『金をかけて当たる企画にしてやる』という心構えが重要。皮算用ばかりで足踏みしていてはすぐに置いて行かれる。