定期役員研修・執行役員研修

コメント

注目のコメント

• Benes Nicholas

  公益社団法人会社役員育成機構 (BDTI) 代表理事 (Representative Director)

  ・2020年01月15日

  こちら（公益社団法人会社役員育成機構（BDTI)）では2月4日の申込者は少ない。一般的に最近増えたとは言え、4000社近くの上場企業がある日本では、なぜ取締役就任時前の「役員研修」は根を下ろさないのか？（ちなみにパキスタンでは、義務付けられている。）
  
  上場企業の50%ぐらいでは、役員研修はない。残りの50%の約半分は、3時間未満。その後残りの約２５％の企業では、内部統制、ガバナンスコードおよび財務諸表の読み方など重要なテーマを研修で取り上げている企業は少ない。つまり、大半の取締役は最初の1－2年間「OJT中」、つまり勉強中である。
  
  御参考までに:
  経営法友会レポート「役員研修に関するアンケート結果の分析と今後の課題」
  https://bit.ly/38ayuHo
  
  引用します：
  
  「実施率は低いという印象が拭えない。・・・就任時に十分な知識を習得しているケースは稀であると考えられ、役員研修を実施しないことは、新任の取締役に対していささか酷ではないかとの感がある。」
  
  「これまで日本の上場会社の役員研修は、この監督者としての能力向上を目的とすることに重きが置かれてこなかった。・・・取締役、特に社外取締役によるモニタリング能力の向上も視野に入れる必要がある。」