[14日 ロイター] - 米電子たばこ大手ジュール・ラブズは、フレーバー付き電子たばこのカナダでの販売を停止する。ほとんどの製品が対象。CBCニュースが伝えた。

10代の間で同社製品の人気が高まり、米国では当局の規制対象となっている。

すでに米国では、フルーツ、デザート、ミント味の製品を小売店やウェブサイトから撤去している。

CBCが同社広報担当者の発言として報じたところによると、同社は15日付でマンゴー、バニラ、フルーツ、キュウリ味の生産を停止する。ただ、タバコとミント味の製品販売は継続する。

ベーピングと呼ばれる電子たばこ製品については、安全性に対する懸念に加え、喫煙経験の有無を問わず若年層の間で使用が広がっているとして、カナダの保健当局は電子たばこ産業に対する規制強化を検討している。