EU、気候変動に122兆円=温室ガス「ゼロ」へ計画
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私は環境重視派だが、人為的な二酸化炭素排出による地球温暖化論には極めて懐疑的だ。そもそも、人為的温暖化論に対する疑問を提示すること自体が悪だと決め付けられるような風潮なのだ。2002年、私が『地球温暖化論編の挑戦』(八千代出版)という本を出した際、池田清彦氏が、読売新聞の書評欄で年間第2位に取り上げて下さった。養老孟司氏も、自著(まともな人)の中で褒めて下さった。しかし、人為的温暖化に関しては一切の懐疑論が封殺されてしまうのである。その後も、いろいろと真剣な本が出ている。だが、やはり科学的な議論は許されない。人為的温暖化対策を叫ぶ前に、次のような本くらいは読んだ上で考えて欲しい。少なくとも、何も読まずに人を環境の敵の極悪人よばわりするのはやめてほしい。
ビョルン・ロンボルグ (著)『地球と一緒に頭も冷やせ!」SBクリエイティブ
ビョルン・ロンボルグ (著)『環境危機をあおってはいけない 地球環境のホントの実態』文藝春秋
マーク・モラノ (著)『「地球温暖化」の不都合な真実』日本評論社
デニス・T・エイヴァリー/S・フレッド・シンガー(著)『地球温暖化は止まらない』東洋経済新報社
A.W. モントフォード (著)『ホッケースティック幻想』電子本ピコ第三書館販売
丸山茂徳(著)『科学者の9割は地球温暖化CO2犯人説はウソだと知っている』 宝島社
渡辺正/伊藤公紀(著)『地球温暖化論のウソとワナ』 ベストセラーズ
広瀬隆(著)『二酸化炭素温暖化説の崩壊』集英社新書
武田邦彦他 (著)『暴走する「地球温暖化」論―洗脳・煽動・歪曲の数々』文藝春秋
薬師院仁志『地球温暖化論への挑戦』八千代出版
… … … … … … … 等々、まだまだある。これだけの投資額には本気度を感じます。
別の視点として、EU諸国の温室ガス削減が地球上でどれほどの貢献度があるかを見ておく必要があると思います。
2016年の世界の二酸化炭素排出量はおよそ323億トンで、28%は中国、15%は米国、6.4%はインドです。
えう域内で最も排出量が多いドイツで2.3%、EU全体でインドと同等になります。
どんなに頑張っても6%の削減であれば、2強が削減することの方がよっぽど貢献度が大きいわけです。
EUの方針はとても素晴らしいので、あと2強国がどれだけ貢献するのか、そこがポイントです。「ら気候変動対策を目的とした」とは言及されていないのがミソ。関連していれば(≒こじつけられれば)対象になり得るので、金額に踊らされてはダメです。