[アブダビ 13日 ロイター] - 中東を歴訪中の安倍晋三首相は13日、アラブ首長国連邦(UAE)を訪れ、アブダビ首長国のムハンマド皇太子と会談。日本とサウジ、UAEが湾岸地域の緊張緩和に向け協力すべきという見解で一致した。外務省当局者が明らかにした。

当局者は、米軍によるイラン司令官殺害を受け高まっている中東地域の緊張緩和に向け、日本が米国とイラン双方に持つ強固な関係を通じて外交的な役割を担うことができると説明した。

UAEの国営メディアによると、ムハンマド皇太子はバランスのとれた日本の中東政策に感謝を表し、UAEも地域の安定のために日本、サウジと協力する意向を示したという。